新潟県の東蒲原郡阿賀町(旧津川町)において、江戸時代より続く麒麟山酒造は、新潟の辛口酒の代名詞。地元に広く愛される酒としてその名を知られています。
そしてこの酒蔵の若き当主である齋藤俊太郎氏が、この蔵で戦前より培われてきた淡麗辛口酒の歴史や郷土の食文化を発信し、地酒屋、飲食店、消費者、そして米の生産者までを巻き込み、人を通じて伝え次の世代に繋げてゆくことをビジョンとして生まれたのが”麒麟山辛口シリーズ”です。
酒米は地元の若手を中心としたプロジェクトチーム「奥阿賀酒米研究会」と共に、「コシヒカリは魚沼、酒米は東蒲原郡・奥阿賀」を目標に地元産酒米100%を実現。夏には、麒麟山の現杜氏や蔵人もこの改のメンバーとして酒米造りに奮闘します。